子供のころからずっとずーっと、将棋が好きでした。
毎週日曜は10時からNHK教育テレビを観るのがルーティーンでした。
大学生の頃は、時間を持て余していたこともあり、「将棋世界」を毎月買って隅から隅まで読んだり棋譜を並べたりしていました。(画像はその頃の表紙です。なつかしい!)
手持ち無沙汰なときは、無意識に中指を上にして人差し指と重ねてテーブルをとんとんと指すマネをやって、よくアヤシまれてました。
身体を動かすのが好きなアウトドア風ですが、名人戦で対峙する棋士を何時間でも観ていられる、本当はインドアなヤツです。
結婚や子育てのため、落ち着いて将棋に向かい合う時間はなくなり、長い間将棋から離れていましたが、その変化を垣間見てはいました。
むかしはNHK杯くらいだったテレビ中継は、AbemaTVでいつでもどこでも観られるようになりました。
プロの先生同士でウンウンうなっていた形勢判断は、いまやAIが数値化してくれるようです。
どうやら、取り巻く環境はここ10年ほどで激変したみたい。でもそれはきっと、将棋界にとってわるいことばかりじゃないはず。
この浦島太郎感を楽しみながら、少しずつ少しずつ、ふたたび将棋の世界に浸かっていきたいと思います。
9×9ユニバース管理人